すずむらのメモ帳

アニメ・漫画の感想を書く日記です。

僕は君を愛してる[後編]

劇場版 輪るピングドラム

RE;cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる

 

プリンセス・オブ・ザ・クリスタルさんのアクスタとパンフなど

 

【以下、ネタバレを含みます】

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RE;cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる

前編の感想 君の列車は生存戦略[前編] - すずむらのメモ帳

スクリーンで見る『僕の存在証明』はとても良かった。アニメOPの切り貼りかと思ったけど子供の晶馬・冠葉のカットもあったし映画仕様になってて良かったな。映画本編は、前編に続いてのアニメダイジェストしつつ運命を乗り換えた晶馬と冠葉の思い出し記憶ツアーって感じ。アニメ後半はなかなかカットする部分無いし、映画は2時間半の超大作だった。さすがに疲れる。まわりのお客さんも結構途中で集中力切れてたな。

ゆりさんの仕事仲間がほぼカットされたせいで、例のラーメン屋でゆりさんが切り付けられた後、何事もなく復活してて(結局あれは何だったの…?)ってなってた。アニメ見てれば分かるが…みたいなシーンがいくつかあった。

アニメを振り返って思ったのは、随所で見られる「誰にも必要とされてないからいなくなりたい」って考えが個人的に好き。タカハシマコ先生作『スズラン手帖』の中に「誰にも愛されない人生は死んでるのと同じ」ってセリフがあって、読んだ当時めっちゃ好きだ~!って思ったのを思い出した。あとは今回のキーワード「運命の果実を一緒に食べよう」については、映画見て思ったけどダブルHの2人が「陽毬ちゃんの好きな言葉」って言ってたから小学生の頃から陽毬ちゃんはそんなこと言ってたんだね。きっと晶馬が「最初の男と女の話」をした時から「運命の果実を一緒に食べよう」って言葉が頭の中にずっと残ってたんだなぁ~。陽毬ちゃんが小学校に最後に登校した日のダブルHがどういう感情だったのかいまいち分からない、声をかけたいけどかけれなかった…的なやつだっけ?作中で言及あったかも覚えてない。

サネトシさん最後吹っ飛んでったのは何なんだ。サネトシさんは呪いだから消えはしないけどどっかに行くよってこと?これが桃果の言う「追放」なのだろうか。そんなわけないか。

子供の晶馬と冠葉が乗り換える前の世界を思い出した後、本が積み重なっていくのはまさしく経験(ストーリー)を積み重ねた結果、今のふたりがある・・・ってことでいいんだよね。カエルくんシリーズが本になってるのも、「誰かの物語」が本になってるので、2人もまた物語になったってことだよね。

冠葉-晶馬-陽毬 辺りのリンゴの受け渡しはいつも混乱する。なんで冠葉の箱の中にリンゴがあったんだっけ、だいぶ記憶が無くなってる…。やっぱりもう一度見直してから再度映画を見た方がいいな…

 

感想はこんな感じ。

何者かになれる君 になれるようにがんばろう、と思いました。