すずむらのメモ帳

アニメ・漫画の感想を書く日記です。

君の列車は生存戦略[前編]

ゴールデンウイーク休暇なので、映画を見ました。

4月29日より公開された RE;cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略

を見て来ました。

 

【以下、ネタバレを含みます】

 

君の列車は生存戦略

 

アニメ1クール目を簡単にかいつまんだ総集編を流しつつ、

運命の乗り換えをした冠葉と晶馬の新たな物語でした。

 

Twitterの方で散々感想ツイートをしたので、そのまま転記します。

 

・ラスト付近の、冠葉がプリクリ様に与えるタイミングでDear Futureが流れるの最高だった。歌詞「そして2人は見つめるのに互いの涙見えていない」にマッチしていたと思う。

 

・高倉父が冠葉を、母が陽毬をガラスから身を挺して守るシーン。アニメでもあったところだけど、改めて見ると血縁に関係なく自己犠牲の愛を与えているシーンで良かった。アニメラストの方で、クリスタルワールドで陽毬がガラスの破片に傷つきながら冠葉のもとへ歩いていくシーンがあり、陽毬が守ってもらう立場から、誰かを守れる立場になったことを示唆していると思いました。

 

・タマホマレ蛙のシーン、尺の関係で42℃で産卵しやすい旨をカットされているので、リンゴちゃんが突然蛙にドライヤーを当てる奇行をしてるみたいで笑った (意図を知ってても奇行だが)

 

・私は「ペンギンは人の生まれ変わり説」を信じているので、赤ちゃんペンギンがサネトシ先生だったなら、サネトシ先生は幽霊だったけど成仏してしまったん???と思った。

 

・1995年3月20日の事件の日、時系列的には、「冠葉誕生→晶馬誕生→爆破事件発生→桃果死亡→苹果誕生」の流れで合ってる?(冠葉が兄なので早めに生まれて、苹果が生まれ変わりなら桃果死亡後に誕生のはず)。

時系列は下記サイトに詳細がありました。ありがたいですね。

年表 - 輪るピングドラム まとめwiki - atwiki(アットウィキ)

 

・プリクリ様が脳みそド腐れゲロ豚ビッチ娘を言わなかったのは、あまりにも汚い言葉すぎてカエルくんピングドラムを救うに記載していなかったからか?(発行前に添削された?)

 

・「カエルくん〇〇を救う」の「救う」にピングフォースが貼られるシーン、サネトシ先生はカエルくん(桃果)が救えないようにしたいのかと思ったけど、KIGA的には人に愛を与える桃果に罰を与える必要が無い気がした。サネトシ先生の思惑と、KIGAの思惑、それぞれが微妙にマッチしていない気がします(サネトシ先生はあくまで私利私欲で動いてるイメージ)

 

・ちょうどこの間「あら猫ちゃんどうしたの~wって声をかけることはあるけど、だからって猫が「どうもしてない」って言ってきたら怖いよね」って話をしてたので、プリンチュペンギンが喋り出した時に怖いなって思った

 

・映画冒頭で出てきた「運命の至る場所」の表示札が左右どちらにも矢印があったのが不思議だった。アニメ最終回24話では左側にしか矢印がなかったので、運命の乗り換えで何か変わったのかな

(24話の15分ぐらいに表示札が出てくると思います)

 

・そらの孔分室で今までの出来事を読んでいる時、冠葉と晶馬がまだ続きがあって良かったと言っていますが、どんな「本」にも最終頁があるのでその辺りが後編に描かれるのかなと思いました。(深読みしすぎで意味ないかも)

 

・総集編を見て、野鳥観察の時にゆりが苹果に言った「貴女に勝ち目は無いと思うけど」は、「多蕗は桃果がずっと好きだから」って意味だったのか~と気づいた

 

映画を見るために事前に本編を見直しましたが、映画を見ることで改めて気が付くシーンが結構ありました。

伏線というか、そういう意図を含んでの発言だったのか…という感じ。

元々2011年にアニメ化された作品ではありますが、当時はそんなに熱中して見ていなかったので今になって見て「面白いな~」と思う作品です。

("自己犠牲の愛"という題材自体は好きなのですが、内容や展開が難解で当時見てなかった…)

 

 

今回は前編で、後編が7月に公開予定だそうです。

後編も楽しみです。

 

終わりです。